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自分観察帖

これ以上欲するものはなにもない。ただ私が私であること以外に。

『町田くんの世界』安藤ゆき

heart 家族

町田くんがカッコイイ!

ちなみに、町田くん、いわゆる少女漫画のモテキャラではありません。

メガネだけども、成績はイマイチだし

運動神経もよろしくなく、手先も不器用

 

「お兄ちゃん」が欲しい!

第一子長女の私、生まれた瞬間から叶わぬ夢…。

義兄でも構わない!と心底思ったけども

それも最早叶うまい…(今更叶ったところでイメージと違う…)

 

幼い頃から「お姉ちゃん向き」ではないことを悟っていた私

「私らしいお姉ちゃんをすればいい」という選択肢は思いつかなかったからさぁ大変

備わっていない「お姉ちゃん」をなんとか勤めようと頑張ってみたけど

ムリでーす。

今更ですが、降参でーす。

 

私はずっと「お兄ちゃん」が欲しかった。 

町田くんはそんな私が夢に見た「お兄ちゃん」だ

たくさんのモノサシを持った

大事な人を心配し守ろうとする優しく穏やかな兄

読みながらキュンキュンしつつ♡

 

雨の日は『そこにいていいよって言われてる気がする』と

どっかで聞いたセリフを言う相手役の女子に共感し

晴耕雨読。雨よ 嫌いなふりしてごめんなさい。 - 自分観察帖

 

『さみしいのは愛する人がいるから』

『誰かがいると思うからこそ孤独』

「期待しない」と強がるココロにドストラーイク!な(つまり号泣!

近所の「おじいさん」のセリフに涙する。

 

おじいさん、さらに容赦なく畳み掛ける!

『失う恐怖がまた人を孤独にさせる』

 

撃 沈 !

 

『失う恐怖』私はそれを知っている。

家族が、或る日突然いなくなる。

幼い頃に体験しちゃったら、それはとても辛いことよね。

その辛さ悲しさ寂しさを

私はなかなか受け止められず

永い間、責任と罪悪感に摺り替えてきたと思う。

あー私は

妹が、父が、好きだったんだなぁ

家族を素直に好きと言えなくて、ずーっと寂しかったよね。

 

「こうだったらいいな」の見本として「町田くんの世界」を読む。

こうして欲しかったんだなーってことをサラリとする町田くん

真摯に向き合って受け止めてくれる町田くん

周りに支えられてこその町田くんなのですそんな「語り」も優しくて、とても癒されているのです。 

さて「町田くんの世界」に「父」はいつ登場するのでしょうか?

(4巻まで出ていますが、3巻までには出てきてません)

気になります。

 

「⚪️⚪️賞」とか
「この⚪️⚪️がすごい」とか
斜めに見ていた時もあったけど
言われるだけあるんだろうなと
最近は素直に手に取れるようになりました。