自分記録帖

ただ私が私でいたい。自分を生きると決めた私の記録帖です。

『田舎の紳士服店のモデルの妻』宮下奈都

どこへ行けば良いのかわからないし

どこへ行きたいのかわからなくなる
一瞬見つけたと思っても。
 
大好きな人と結婚して
子供を授かり育てる専業主婦
 
幼い頃、当たり前に手にすると思っていた未来
それはまるで「判子」のような憧れで
私の場合、すり込みと感違いでした。
 
目的と手段を履き違える
大事なことが抜けていたのだと思う。
 
描く未来に「顔」はなく
「私」はどこにもいなかった。
 
 
この本の中に広がるのは
憧れだった世界を生き
自分を「かすった」と評する
つまり、主役じゃないけどそこそこな主人公 梨々子が
変わらない世界で「かけがえのない」梨々子になってく日常のお話
 
歳を重ねて焦らなくなると主人公は言うけれど
主人公より歳上の私は今日も据わらない。
 
それでも
行きたい先がわからなくなっても
どれだけ回り道しても
 
今歩んでいる
やりたいことをやっていこうと決めた
かけがえのない
何者でもない私に
○(まる)をあげよう。
 
 大好きな人と結婚して
 子供を授かり育てる専業主婦
 ↓
 大好きな人と一緒に
 お互いの「らしさ」を混ぜたオリジナルの「私達らしさ」を築いていきたい
 望めるならば子を授かり育てられたらいいなと思う
 
今描く未来に「私」はいるけれど
「顔」は未だ見えません…。

 

田舎の紳士服店のモデルの妻 (文春文庫)

田舎の紳士服店のモデルの妻 (文春文庫)

 

 

田舎の紳士服店のモデルの妻
宮下奈都
『やりたいことをやったらいい。』242
『回り道の一歩一歩が私の人生だと梨々子は思う。』250
 
PRIERE